京都府長岡京市の妊活専門鍼灸整体院 あやめ堂の今井隆裕です。
『病は気から』という言葉を耳にした事はあると思います。
字のごとく「気持ち次第で病気になってしまう」と捉えておられる方もいらっしゃると思います。
確かにその通りの捉え方でも問題ありません。
では『病は気から』の語源となったものは、中国最古の医学書である「黄帝内経素問」の中に、『百病は気に生ず(すべての病は気から生ずる)』とあります。
この気とは、東洋医学でいう「気」の事なので、それを話し出すと難しくなるので少し横に置いておきましょう。
当院に来られる妊活の方の多くは、『年齢的な焦り』を感じておられます。
たしかに『年齢的な焦り』があるのはわかります。
しかし、その「焦り」が自分自身への「プレッシャー」となり「ストレス」へと変化していきます。「ストレス」が多いと身体はどうなるでしょうか?
無意識なストレスを感じ続けていると緊張状態が続きます。
緊張状態が続くと、体の本来の機能を低下させる原因となります。
そうすると、思うように血流が流れなくなったり、ホルモンバランスが崩れたり、ホルモン分泌が悪くなったりと身体に悪影響を及ぼす結果となります。
そこで妊活をしている方に言っているのが『急ぐ必要はあるけど、焦る必要はありません』とお伝えしています。
それだけで少し肩の荷が軽くなり無意識な緊張が少し和らぎ、リラックスできる方もいらっしゃいますので、少し考え方を変えてみてはいかがでしょうか?